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2020-11-24 テクニカル

プロジェクトに参画する際覚悟しておくべき事

山田哲人残留!

どうも、畜産ペンギンです。

 

今日はプロジェクトに参画する際覚悟しておくべき事という

ネガティブキャンペーンです。

 

2週間前くらいにちょっと稼働増えまして、残業嫌いなんでうまい事やって

どうにかならんかと思って先人の知恵を探ってみました。

 

結論から言うと、銀の弾丸(言ってみたかった)は当然ありませんでした。

ただ個人的に残業する事になる理由は一つ思う所があって、それは

トラブルに気付くのが遅いって事だと考えてるんですよね。

ギリギリになって気付いても頑張る!しか手が打てなくなるけど

早けりゃ大体調整効くんですよね。

 

という訳で、プロジェクトに参画する際に事前に覚悟しておけば

早めに動けるよねってメッセージになっています。

 

さて本題ですが、覚悟しておくべきトップ3は以下なんじゃないかと。

 

・スケジュールは遅れる。

・要件は変わる、漏れる、決まらない。

・設計も変わる、漏れる。

 

まぁ言ってみりゃ当たり前ですけど2つ目と3つ目被ってね?なんだかんだ

コレに振り回される、コレを忘れる。

 

なぜコレが発生すると考えてみると発生するのが当たり前だからなんですよね。

例えば工程が要件定義、基本設計、詳細設計、製造、単体試験、結合試験、システムテスト、リリースと

分かれているとしてスケジュールの見積もりをする人間は各工程9割の確率で

ジャストに見積もれるとします。

9割と考えるとかなり優秀な人間だと思いますが実際にこれがリリースまでジャストで

見積もれる確率を求めると

0.9×0.9×0.9×0.9×0.9×0.9×0.9×0.9 = 0.43……

となってまぁ全然外れる訳ですよ。

 

要件定義や設計も同様で、プロジェクト毎にそれぞれ観点は異なり

全プロジェクトにガッチリ合う管理方法やドキュメントは存在しないので

システマチックに完全管理するのは実質不可能、個人の能力では当然漏れは出る訳ですね。

 

よく私自身も要件変わったーとか急に言われるとイラつき、時に殺意すら覚えますが

逆にいつまで起きて当たり前の事に振り回されてんだって事ですね。

 

自分の一日単位の作業に置き換えると難しさが良くわかります。

今日1日のプランでさえ自分の認識と実作業のズレ、横やりの作業等で脆くも崩れ去ってしまう中で

数か月に渡る作業なんて狂いまくって当然なんですね。

 

ただ、じゃあどう立ち向かって行くかと言うと方法論は色々あると思ってますが

今回のテーマとなるまず予め覚悟をしておくと色んな事に気が回るんですよね。

作業を振られる側において一言で言うと、鵜呑みにしない

スケジュールを渡されても現在の進捗はどうなのか、

要件を渡されても変わりそうな部分は無いか、

設計を渡されても矛盾や抜けが無いか、

こんな事を考えておくだけで先回りして対処が出来る事もある訳です。

 

勿論、作業を振る側としては仕方ないから許してねてへぺろだけでは当然死刑な訳で

作業の優先度や力のかけ所を計算する際にもこの覚悟は必須だと思います。

 

という訳で、「急に要件変えやがってふざけんなよー」という愚痴を

減らしていこうの会でした。

さようなら。

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畜産ペンギン

主にネットワーク系、開発系を経験しているエンジニアです。 技術系を気まぐれに書いて来たけどそれ以外も気まぐれに書いていこうかなぁと。