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【読書感想文】ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則
どうも、畜産ペンギンです。
今回は、表題についての読書感想文です。
ちょっと技術系の紹介に飽きてきたのでとらわれず色んな事を発信していきたいという気になってきたので、こういう事も書いていこうかなという試みです。
目次
・どんな本?
・雑多な感想 ・まとめ |
どんな本?
読んだ事、聞いた事はある人も多いと思いますが一言でいうと偉大な企業はなぜ偉大なのかというのを、色んな企業を調査し、様々な観点・要素が書かれている本です。
ぱっと見経営者向けですが、いちサラリーマンの立場に置き換えても考える事が出来る本だと思います。
雑多な感想
・意思の強さはどこから来るのか
偉大な指導者(という表現は正確では無いのだろうが感覚でいうと凄い人、書籍内では「第五水準の指導者」という言い方をしている)の共通点として意思の強さを挙げているが、一体それはどこから来るんだろうというのは結局わからずじまい。
ただ、気になるポイントは野心が自分個人に向けられているのではなく会社に向けられているという話があった点。
野心が自分個人に無いというポイントは、結構前から個人的にも気にしている所ではあった。(自分は自分個人から脱却できませんが)
世の中のすごーい社長とか、結構社会貢献的な事を口にする。
昔は胡散くさーとしか思わなかったけど、いくつ位の時からか、ホントにそう思ってるから凄い事出来るんじゃね?って思うようになってきた。
そんな感じのエピドードで、野村克也監督のイイ話を一つ紹介したいのでするけど、当時監督はチーム内ミーティングを頻繁にする監督だったが、最初は野球の事ではなく社会人や人生について語っていたそうで、まず「人は何の為に生きているのか」という中学生あたりが悶々とする事を投げかけるらしい。
投げかけられた選手は、大抵「わかりません」と言うがここで監督は「世の為人の為だろ」と答える。
ハッキリ言って、自分のような未熟者には全然共感出来ないのだが、真面目にそう言えるような爺さんになりたい物である。
少し話しが逸れた気もするけど、「世の為人の為」生きれる人は強いんじゃないかなと思った次第。
・あんまり管理を必要としない人を採用しよう
ちょくちょく採用面接にも参加するのだが、どういう基準で採用不採用を決めればいいんだろうというのはずっと悩んでいる。
基本的にはどういうスキルを持っているかを具体的にイメージ出来るように話しを聞き、その上で今のチーム等にはめる事が出来るかどうかを考えた上で決断している。
だけど、やはり実際に一緒に働いて見ると良い方にも悪い方にも思ってもみなかったという事は多々ある。
ここのギャップを少なくする為に、この人はどの程度どういう管理を必要とするだろうかという観点は一つ指針になると思った。
一応言っておくと、今のメンバーに不満が無いことはそら無いけどあるからどうこうという訳では無く、自分も偉そうに言える程管理を必要としていなかった訳でも無いですよ。
・やる気を出させる事よりやる気を挫かない事
今日日、普通に働いていれば不自由無く暮らせる時代に、労働意欲はそんなに皆高く無い。(言う程昔も知らんけど)
自分も、偉そうな事は言えず仕事休んでトンカツをひたすら揚げる動画をずっと見ていたいと思う事はしょっちゅうだ。
どうにかやる気を出させようと話をするのだけれども、やはり話をする位だと出ないのである。
考えてみれば当たり前の話で、何十年生きてきた人間が何十分何時間か会話した位で変わるわけ無い。
逆に、「目覚めました!これからめっちゃ頑張りますっす!」とか言うヤツが居たらヤベー奴である。
ただ、反面人間というのはいくつになってもお子様な部分もあり、ちょっとの事でやる気を無くす。
こちらは結構一つの会話でも起き得る事で、いい年して自分も未だに「んだよ××××! はーやる気無くなったわー」という屑ムーブを平気でする。
いい年なので幼少期に比べれば立ち直りは早いけど。
こういう事を避ける方が現実的に出来る対処としては正しいんじゃないかな。
・止めるべき事リストを作ろう
本来忙しい人が無駄な事をしない為の考え方かもしれないが、労働意欲の低い人にもオススメかもしれない。
やりたく無い事を止める為にどうすればいいかを考え行動するのは凄く建設的で自分の幸福にも関わってくると思う。
「止めるためなら頑張れる」という一見訳の分からない考え方はそれはそれで活力が生まれるかもしれない。
「でもそれを止めれたならもっと高難易度のめんどくさい事を任されるのでは・・・」等は決して考えてはいけない。
労働意欲が高い人からしても当然、次のステップに進む為に今までやって来た事を止める事は必要であろう。
まとめ
あんまり上の感想とリンクしていないかもだけど、凄い人達も結局一歩一歩進むのが速いわけでは無いんだなぁとKONAMI感。
ただ、正しい道を歩いて来たから止まる事もなかったのだとKONAMI感。
正しい道とはどういう道かというのも書籍内でも説明されているけれども、あんまりそこは当てにしていない。
間違ってる訳では無いと思うが、ふーんって感じ。
実際進んできた人も、画一的な考えでは無く自分なりの理解の仕方をしてきたんだろうし、おそらく個人の価値観によって凄く柔軟性を持って考える必要がある部分だと思う。
ただ、それを見つける努力はしていかないとなぁと思った次第でした。
おしまい。
結びのメッセージ
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