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開発者が意外としらないIPアドレス
初めまして、畜産ペンギンです。
今日からHGブロガーとして食っていきます。
段々フリージャンルになって行くとは思いますが、最初は大人しく技術系の話をしていこうと思います。
とはいえアフロ・ナミヘイさん程詳しくは無いので余りハイレベルな事は求めないでね。
さて、当面のネタですが自分は開発とネットワークの経験があるので開発者にとって役立つネットワーク知識、
またその逆を話していこうかなと思います。
第一回はIPアドレスについてです。
開発者にとってIPアドレスをよく目にする場面は、ファイルサーバやデプロイ環境にアクセスする時が多いかなと思います。
何気なく連携されたアドレスをコピペするだけの事かもしれませんが
実はあの4つの数字から読み取れる事もあり時には数字を見るだけでもトラブルに対応できます。
例えば以下のようなIPアドレス
192.168.1.1
前2つの192.168って異様に見る機会多くないですか?
まぁ知ってる人間からすれば「プライベートIPアドレスだからね」
の一言で終わりなのですが意外とこの辺の知識も開発者だと学ぶ機会が無いんですよね。
これを知らないと以下のような事が起きます。
Dコアラ君「今日からテレワークか、まぁ別にPCあれば仕事できるし問題ないっしょ。」
Dコアラ君「さて、ファイルサーバにアクセスして資料を、、、アレ繋がらんな。」
Dコアラ君「ネットは繋がっているのに何故だ、このままでは仕事にならん。。。」
察しの言い方はお気づきでしょうが
Dコアラ君がアクセスしようとしているファイルサーバはローカルネットワークからしかアクセス出来ず、
プライベートIPアドレスで場所を連携されてました。
ですのでテレワークに移る前に事前に必要な物を
ファイルサーバからローカルにコピーするなりしとかないといけなかったんですね。
このような事を回避する為に、改めてですがプライベートIPアドレスという物を理解しておきましょう。
プライベートIPアドレスとは、ローカルネットワーク内でのみ使用できるIPアドレスです。
と言ってもよくわからんと思うのでめんどいので図で書くとこんな感じ。
ちょっち字が小さくてすみませんがまぁこんな感じです。
ローカルネットワーク内で使うIPアドレスがプライベートIPアドレス。
逆にインターネットで使うIPアドレスをグローバルIPアドレスと言います。
なんでこんな面倒な事をしているかと言うとシンプルにIPアドレスを枯渇させない為ですね。
IPアドレスは0.0.0.0~255.255.255.255の間での組み合わせ(厳密にはこの中でも使えないアドレスも結構あるのですが)
ですので一人一台以上ネットワーク機器を持っているこの時代では
色んな手を使わないとあっちゅー間に枯渇してしまいます。
どこからどこまでがローカルネットワークなの?って疑問も出てくるでしょうが
基本はルーター1個あたりに繋がっている機器内です。
まぁ実際は技術の発展によりVLANだったりVPNだったり仮想ルーターだったりで
この通りじゃ無い事も多いのですが基本となるのはこの考えで良いと思います。
更に、プライベートIPアドレスは使うアドレス域が以下のよう決められています。
・10.0.0.0~10.255.255.255
・172.16.0.0~172.31.255.255
・192.168.0.0~192.168.255.255
という訳でこれを知っておけば上に書いた192.168.1.1はプライベートIPアドレスだなって
見た瞬間にわかり、外からはアクセス出来ないという事がわかります。
ただ、じゃあ例えば192.168.0.0~192.168.255.255の間のIPアドレスは
必ず同じローカルネットワークなのねと言われればそれは違います。
この中でもどのネットワークかを見分ける為に
ネットワークアドレスやサブネットマスクと言う物があるのですが
思ったより長くなったのでまた次の機会に説明しようかと思います。
とはいえそんなに紛らわしい使い方している現場もあんま無いと思いますけどね。。。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
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