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会社を4週間休んで、スウェーデンでバカンスしてみました。VOL.1
今年の夏休みは何日休みをとりましたか?
1ヶ月のお休みなんて、社会人になってからとったことありますか?
同じ地球上に住みながら、4週間から6週間も夏のバカンスを取っている人たちが存在しているのです。それは北欧諸国!
今年は北欧の人々にならって?、ずずーーーっつと4週間も会社を休み、スウェーデンにバカンスにきてみました。
スウェーデンでは、わりと普通(!?!)にサマーフスと呼ばれる夏の別荘を所有しています。夏休みは1週間旅行に行き、1週間別荘で過ごして、そのあと1週間出社し、また2週間別荘で家族や友人たちを招いたりしてゆっくり過ごす。そんなサイクルでみんなが4、5週間の夏の休暇をとるのだそうです!家族が別荘にいる間、パパだけ1週間ボートで別荘から出勤なんてこともあるそうです。
なっなんて、セレブな感じなんだ!!!
と日本人の私は思ってしまいますが、これがわりと普通!なことなんだとか。
みんなが4週間も休んでしまってどうやって、会社は仕事はまわるんだろうか???と不思議なのですが、「バカンスだから仕方がない」と夏の時期はビジネス自体もスローダウンするし、客も納得するらしい。みんなが休めば怖くない?日本もお盆の期間に出社しても電話もならないし、静かなもんですよね。あんな感じなのが4、5週間も続くのかな?と勝手に解釈。
で、毎日何をしているかとといえば、朝起きてテラスで朝食。
天気がよければ、ビーチで日光浴&海水浴。
海水浴といっても水温17度。日本人だったら、絶対泳がない温度。しかし、全ての細胞という細胞が一気に目覚めるような爽快感と達成感!その後のランチとワインが3割り増しに美味しく感じることで冷たいバルト海で連日泳ぐことに、、、。
たまに釣りをしたり、ボートをだして年甲斐もなく浮き輪でひっぱられたり。
食後のコーヒーの後は庭のハンモックで本を読んだり。
森や色々ベリーなんかを摘んではパイを焼いたり。
夜は遅くまで明るいので、7時ごろからアペリティフ。
それからゆっくりBBQしたり。
友達が遊びにきてやっぱり海に行き、手作りケーキでfika。
友達の別荘にボートで遊びに行って、やっぱり泳いだり、飲んだり。
こんなことを毎日しているわけです。
で、どうなったかというと、、、
もっていったPCをあけるのに1週間以上かかり、、、電源をつけたものの、毎日会社で打ち込んでいたはずのパスワードが分からなくなったという始末。ばつが悪いが、やむなく同僚にパスワードを聞いたものの、そこから再びパソコンをひらくまでにまた1週間以上。
もはや、なんでこんな重いおもいをしてPCをもってきたのか悔やまれる始末。
(実はアンティークショップでお気に入りの北欧食器を買ってしまった自分。もう重くて機内持ち込みできない、、、涙)
タイムリーに話題になっていた駐日フィンランド大使館のツイッター記事に甚だしく同感したしだいです。
「休んで1週間目はまだ仕事が忘れられず、2-3週目で休みが楽しめて、4週目で仕事に少し戻りたくなる」
なるほど、なるほど!
「皆が寛容さを持つことも必要。メールを出してたら、『1ヶ月先までアウト・オブ・オフィス』と返事が来ても、『しょうがない、夏だからね』と思う寛容さ」
そうそう。やっぱりそうなんだ!
詳細はこちらの記事をご覧下さい↓
http://blogos.com/article/186136/
フィンランド大使館の言うことが正しければ、わたし、来週位からすこし仕事に戻りたくなる?はず???
それよりも問題なのは、日本に帰ってまだデスクが残っているかなのですが。
皆が寛容さを持っていてくれることを祈るしだいです。