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養生の知恵が素敵すぎるんです
毎年この時期になると”熱中症に注意!”となりますよね。
夏休み本番、でも仕事に部活、勉強もしつつ海でも遊ばなきゃ!
脱水に注意しないと、だからってキンキンに冷えた水分をとり続けるのはちょっと。。。
クーラーがんがんの場所に一日中いるのもちょっと。。。
我慢しすぎて倒れちゃうのもちょっと。。。
駅まで走って汗だく、電車に乗って冷え冷え、降りたらまた解凍されて、オフィスやショッピングモール、カフェで
もう一度サマーニットを取り出す。。。
うーん、体温調節ってなんだろう?
暑い→冷やす→また暑い→また冷やす。。のループって。。。
電力に頼りまくって健康生活?ギモン。。。
そこで!
やっぱり食べるの大好き家族の健康を預かるオカンとして考えるのは、ちゃんと暑さに負けない体作り!
生活環境もそうなのですが、カラダを内から整えた~い!
とりあえずの条件はカラダや自然に逆らわない考え方で作られたやさしい料理。
見つけたのは「養生」という考え方。
「養生」では、からだが熱くなったときは「内側(外側)から冷やす」のではなく、「熱くなった気を鎮める」「火を降ろす」。
ちなみに「養生」は「回復」の意も伴います。
ふむふむ。。。これは好みです。
さっそく習いに行っちゃいましょう!
で!広東料理のシェフだったおばあさまに食養生の考え方を教わったという香港から来日のマダムに教わってきましたー!
まずはパクチーたっぷりのスープ!だしはピータンや奈良漬!
このスープは「降火」の名前がついているそうです。
お次はハトムギ入りのワンタン!
ハトムギは熱をとる働きがあるそうで、足のむくみもとってくれるとか!
丸くかわいく仕上げました。
そしてトウチ醤の蒸スペアリブ。
一口サイズなのに骨がしっかり。
もちろん豆鼓(トウチ)から手作りします。
デザートはあえて冷え冷えではなく、見た目が涼やかでも常温で充分おいしい七彩水晶球。
常温で固めてあります。
レモンと金木犀のシロップで甘酸っぱく。
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はぁ~、しあわせでした。
お茶は干したシソと生姜。
「養生」食、堪能いたしました。
こんなふうに夏を乗り切りたいものです。